民泊宿泊実績(観光庁)[2020年4月~2020年5月]

概要

○ 住宅宿泊事業の宿泊実績について、住宅宿泊事業法第 14 条に基づく住宅宿泊事業者から の定期報告に基づき観光庁において集計・とりまとめを行ったもの。
※ 住宅宿泊事業法において、住宅宿泊事業者は、届出住宅の宿泊日数等を2ヶ月毎に都道府県 知事等に報告しなければならないこととされている。

○ 対象期間等は以下のとおり。
【 対 象 期 間 】令和2年4月1日~令和2年5月31日
【届出住宅数】21,546 ※5月31日時点
【 報 告 件 数 】17,767(報告率:82.5%) ※7月1日時点
【 報 告 事 項 】「宿泊日数」「宿泊者数」「宿泊者数の国籍別内訳」「延べ宿泊者数」

1.宿泊日数

○ 全国における宿泊日数の合計は、64,352 日(前年(4-5 月分)対比 21.4%)で、届出住宅あたりでみると、3.6 日であった。
○ 都道府県別では、東京都が 29,043 日で最も多く、次いで北海道(6,261 日)、大阪府(5,020 日)であった。
○ 届出住宅あたりの宿泊日数を都道府県別にみると、千葉県が 7.2 日で最も多く、次いで 岡山県(5.5 日)、和歌山県(5.4 日)であった。

2.宿泊者数

○ 全国における宿泊者数の合計は、29,555 人(前年同期比 8.8%)で、届出住宅あたりでみ ると、1.7 人であった。
○ 都道府県別では、東京都が 9,060 人で最も多く、次いで北海道(2,531 人)、千葉県(2,152 人)であった。
○ 届出住宅あたりの宿泊者数を都道府県別にみると、和歌山県が 9.6 人で最も多く、次い で静岡県(6.4 人)、兵庫県(5.4 人)であった。

3.宿泊者の国籍別内訳

○ 日本国内に住所を有する者が 24,773 人(83.8%)、海外からの宿泊者が 4,782 人 (16.2%)であった。前年 4-5 月分と比較して、日本国内に住所を有する者の数(前年同 期比 27.5%)、海外からの宿泊者数(前年同期比 2.0%)ともに大幅に減っている。
○ 海外からの宿泊者数を国籍別でみると、第1位がアメリカ、第2位が中国、第3位がフ ランス、第4位が韓国、第5位がイギリスであった。上位 5 カ国・地域で外国人宿泊者数 の 45.8%を占める。
○ 地域別でみると、東アジアが最も多く、全体の 25.4%を占める。次いで、北米が 18.8%、欧州が 17.6%であった。前回と比較して、東アジアからの宿泊者の割合(前回 39.2%)は減っている。

4.延べ宿泊者数

○ 全国における延べ宿泊者数の合計は、117,855 人泊(前年同期比 12.6%)で、届出住宅あ たりでみると、6.6 人泊であった。
○ 都道府県別では、東京都が 53,168 人泊で最も多く、次いで北海道(11,204 人泊)、千葉 県(7,290 人泊)であった。
○ 届出住宅あたりの延べ宿泊者数を都道府県別にみると、兵庫県が 17.5 人泊で最も多く、 次いで山梨県(16.4 人泊)、茨城県(15.5 人泊)であった。
○ 一人当たりの宿泊日数(延べ宿泊者数÷宿泊者数)でみると、岡山県が 6.4 泊で最も多 く、次いで広島(6.1 泊)、東京都(5.9 泊)であった。

観光庁住宅宿泊事業の宿泊実績2020年4月5月 20200710