観光庁長官 令和2年1月1日 「新春のご挨拶」を観光庁公式サイトで公表
観光庁長官 田端浩氏は令和2年1月1日、「新春のご挨拶」を観光庁公式サイトで公表した。
民泊に関係する内容については以下のことが語られていた。
「観光庁長官メッセージ(令和2年新春のご挨拶)」 抜粋
『 前略。
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さて、本年はいよいよ、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催年であると同時に、2020年訪日外国人旅行者数4,000万人等の目標達成に向けた総仕上げの1年となります。これまでの大規模イベントの開催経験も踏まえながら、より多くの国の方々に、日本各地へ足を運んでいただけるよう、各種取組を進めて参ります。
具体的には、まず、ストレスフリーで快適な旅行環境の実現に向け、「当たり前」の受入環境整備を一層進めて参ります。訪日外国人旅行者の旅行動態の変化に対応しつつ、観光地・公共交通機関での多言語対応や無料Wi-Fiの整備はもちろんのこと、訪日外国人旅行者にとってわかりやすく魅力的な多言語解説の充実等についても迅速に進めて参ります。
また、地方への誘客促進や消費機会を拡大させていくためには、訪日外国人旅行者の満足度を向上させる新たな体験型観光コンテンツを開拓・育成していくことが重要です。そのため、国際競争力の高いスノーリゾートを形成する取組を全国10ヶ所程度で進めて参ります。加えて、地域の眠れる観光資源を夜間・早朝も楽しめるようにする環境整備、全国各地の城や寺を宿泊施設として活用した「城泊・寺泊」、体験型観光コンテンツ等の魅力を発信できる通訳ガイドの育成・強化といった取組等についても進めて参ります。
さらに、これらの取組を現場で実行していく「観光地域づくり法人」の育成も喫緊の課題です。経営感覚をもったトップ人材を確保し、観光庁が緊密にアドバイスして、質の高い「観光地域づくり法人」を育成して参ります。
インバウンド拡大に向けては、東アジアや欧米豪地域からの取込を強化するべく、オリパラの機会を着実にインバウンド拡大に繋げるための戦略的なプロモーション、さらに重点市場のほか新たな市場に対してもプロモーションの強化を図って参ります。
また、訪日数とともにその消費額の増加も図るべく、MICE誘致、特にインセンティブ旅行の誘致促進や、「ブレジャー」と言われる、ビジネス客による観光の促進等を推進してまいります。
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中略。
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民泊については、昨年のラグビーワールドカップ2019日本大会や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会などの大規模イベントを控え、イベント民泊をこれまで以上に有効に活用していただけるよう、イベント民泊ガイドラインを改訂しました。違法民泊の排除、届出のためのシステムの利便性の改善など引き続き関係省庁や関係自治体と連携して、健全な民泊の普及に努めて参ります。
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後略。』
民泊集客など関連するポイント
この中で民泊集客などにも関連するポイントは。
・訪日外国人旅行者の満足度を向上させる新たな体験型観光コンテンツを開拓/育成していくことが重要。
・国際競争力の高いスノーリゾートを形成する取組を全国10ヶ所程度で進めていく。
・地域の眠れる観光資源を夜間・早朝も楽しめるようにする環境整備。
・全国各地の城や寺を宿泊施設として活用した「城泊・寺泊」。
・体験型観光コンテンツ等の魅力を発信できる通訳ガイドの育成・強化といった取組。
・取組を現場で実行していく「観光地域づくり法人」の育成も喫緊の課題。
・経営感覚をもったトップ人材を確保し、観光庁が緊密にアドバイスして、質の高い「観光地域づくり法人」を育成していく。
民泊に直接関係するポイント
民泊に直接関係する内容は。
・イベント民泊をこれまで以上に有効に活用していただけるよう、イベント民泊ガイドラインを改訂した。
・違法民泊の排除、届出のためのシステムの利便性の改善。健全な民泊の普及に努めていく。
などがあった。
2020年の民泊展開、経営に生かしていきたい。