「地域活性化 ロケ誘致」
映画やテレビドラマのロケ地として使われた場所を訪れる観光客が多いという。
訪問者は映画やテレビドラマのシーンと同じ場所に自分の身を置いて、主人公と同じような気持ちに浸ったり、自分が見ていた当時を思い出し、郷愁に浸るという。又、映画やドラマに係わるキャラクター商品や、食べ物なども購入し、その土地にお金を落としてくれるので、地域活性化につなげることができるとのことである。
ロケ誘致
ロケ地は観光客などを呼び込むことができるので、今では、地方の何の特徴もない土地を映画やテレビドラマのロケ地として使ってもらうようなロケ誘致が、新しい町お越しの手段になってきているようである。
素人目には、ど田舎の全く利用価値のないと思われる土地や施設が、映画やドラマのプロデューサーや制作者が見ると、現代的な絵が全く映り込まないので、時代劇の撮影やオープンセットを作る場所としてはピッタリなのだという。何もない広い土地は、爆破やアクション、炎を使う映画やドラマのシーンの撮影などにも使えるからである。
人寂れた商店街や廃校なども昭和のノスタルジックな場所に見せることができるので思いもよらない撮影の適地になるという。
ロケハン開発
観光資源のない地方自治体では、地域産業課や観光課などが映画やドラマの制作会社などへ地元をPRして、ロケハンに招く。又、ロケ地に決まり、撮影が行われた場合は、封切り前に、地元の観光協会や商工会などと協力して、その映画やドラマに関係のある商品などを開発して、観光客用に準備を整える。
もともと観光地でない土地であれば、ホテルや旅館もほとんどない場合が多いので、宿泊施設として民泊が利用されるケースも多くなると予想される。
地域一体となった観光開発
地元の自治体が先導となり、観光協会や商工会などと一体となった観光客の誘致作戦。
今後、期待がもてそうな地方活性化の一手段である。
そもそも中国人が北海道ブームに沸いたきっかけは、大ヒットした中国映画の北海道ロケでした。中国が「聖地巡礼」を仕掛けてくれたんですよ。そして、アメリカは政府間交渉で自国映画の公開本数枠を広げ、中国を米映画の一大マーケットに変えました。これぞソフトパワー。で、日本政府は何やってんの? pic.twitter.com/Cc1GWhseu6
— ncc1701 (@ncc170116) 2019年9月15日
北海道東・オホーツク旅行の魅力!中国映画「狙った恋の落とし方」(非诚勿扰)のロケ地が人気観光地 – NAVER まとめ https://t.co/4HkSqINN6j
— 旅行・観光の情報局 (@info_travelers) 2017年9月2日