「民泊利用で訪れたい岡山県津山市」

 岡山県での観光と言えば、岡山市や倉敷市と言った新幹線経由で訪れやすい所が有名です。しかし、岡山市から北の内陸部に入った中国道に近い津山市も素晴らしい街です。
津山は城下町で、鶴山公園として整備されている所に、備中櫓が美しい津山城があり、また旧津山藩別邸庭園にもその名残を感じる事が出来ます。この旧津山藩別邸庭園は地元では衆楽園と呼ばれている様で、国指定名勝となっています。迎賓館2階からの眺めが特に素晴らしいスポットです。また武家屋敷や古い蔵が建ち並ぶエリアがお城の西側にあります。こじんまりとしたエリアですが、城下町の風情を十分に感じる事が出来ます。古い城下町だけに、古刹も沢山あり、これらを散策すれば、さらに古き良き時代の面影を感じる事が出来るでしょう。
さらに箕作阮甫旧宅、作州城東屋敷等の古い住居や街並み、そして明治時代の面影を残す建築物として岡山県立津山高等学校本館や森本慶三記念館 (旧津山基督教図書館)や津山洋学資料館もあり、そぞろ歩きを楽しむのには最高の街と言えます。
 こうした趣とはまた違ったスポットとして、津山まなびの鉄道館や美作河井駅転車台があり、JR津山駅前にはSLのC11-80が展示されており、鉄道ファンには魅力的なスポットも沢山あります。夫婦で城下町の風情をゆったりと楽しんだり、孫を連れての旅なら、これにプラスして鉄道関連施設も見学したいものです。この様に、津山は岡山や倉敷に比較して余り知られていませんが、街を散策して観光すべきスポットが凝縮されています。
 そのような津山を観光する際には、古い町屋、民家をリノベーションした民泊に宿泊し、できれば地元のオーナーさんとちょっとした街の知られざるスポット等の会話を楽しみ、そこも合わせて巡ると言った散策を楽しみたいと思います。超有名な観光地には多くの観光ホテルや旅館もあり、敢えて民泊に宿泊する意味は少ないと思います。民泊を利用して観光するなら、津山の様に、メジャーではないものの、味わい深いスポットをゆっくりと散策する観光地がぴったりだと思います。私は大阪府に住んでいる定年退職者で、いつでも旅に出かける事が出来る特権があり、次回は季節の良い平日に、夫婦か夫婦と孫とで津山観光を民泊を利用して楽しみたいと思っています。

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