『ここは絶対行くべき・これは絶対食べるべき「出石の皿そば」』

「ここは絶対行くべき・これは絶対食べるべき」 それは、出石そばです。
兵庫県豊岡市にある出石城跡周辺にある蕎麦屋で食べることができます。出石そばは小さなお皿にそばが盛られており、5枚で1人前としているのが一般的です。小皿に盛られているのが珍しく、食べ方によっては1枚1枚味わい変えて、味わうことも出来ます。
そんな出石そばの歴史は江戸時代にさかのぼります。信州上田城の藩主仙石氏と出石城藩主の松平氏がお国替えになり、仙石氏が信州の蕎麦職人を連れてきたことから始まるそうです。
小皿に盛るスタイルになったのは、江戸末期の時代に屋台で蕎麦を出すのに持ち運びしやすい小皿に盛ったことから始まるそうです。

ここは絶対行くべきのポイントは、春の出石城です。出石城周辺の町並みは、昔ながらの雰囲気があります。その町並みと出石城の桜がなんとも言えない雰囲気を醸し出しています。桜の時期に合わせて桜まつりも開催されているので、とても賑わっています。

そしてこれは絶対食べるべきは、もちろん出石そばです。出石そばが食べられるお店はいくつかあり、小皿に盛るというスタイルは同じですが、お店によって特色があったりします。5皿であれば、ペロリと食べれるので、そば巡りしてみるのもいいと思います。食べ放題をしているお店もあります。

出石そばの薬味は、ねぎ、わさび、たまご、とろろ、大根おろしなどがあり、工夫をして食べれば味を変えながら楽しめます。まず一皿目はつゆだけで、二皿目はネギとわさびを、三皿目はたまごを、四皿目はとろろを、そして最後の五皿目は大根おろしを入れて食べると味が変わります。お店によってはない薬味もありますが、味を変えながら楽しめます。

そばの醍醐味はこれで終わりません。締めに蕎麦湯です。つゆに蕎麦湯を入れてつゆも味わって完了です。こんな江戸時代の雰囲気を味わえる出石へは一度行ってみるべきだと思います。お蕎麦好き、お城好き、観光好き、大食いチャレンジしたい人、こんな人達には、是非訪れていただきたい場所となっています。

兵庫県豊岡市出石町へのアクセスは、自動車を利用して、大阪・神戸・京都から約3時間。北近畿豊岡自動車道の日高神鍋高原ICから出石町方面へ。電車では、豊岡駅などの最寄り駅まで大阪・京都から特急を利用して2時間半、最寄り駅からバスで30分の場所となっています。「ここは絶対行くべき・これは絶対食べるべき」は出石の皿そばでした。