「民話の里 岩手県遠野に民泊の旅をしたい」

 岩手県の遠野地方は民話の里と呼ばれて、昔からの民話が残っている地方として有名です。この遠野に夫婦と2人の孫の4人で旅行したいと思います。私はすでにリタイアしており、小学生の孫が夏休みの時期なら、いつでも好きな時に旅に出る事が出来るので、大阪から3泊ほどで岩手県を中心に旅してみたいと思っています。3泊の内、2泊は遠野で老夫婦が広い自宅を開放して民泊を営まれている所があれば、そこに宿泊し、民話に触れる旅をしたいと思っているのです。孫達は妖怪のテレビ漫画が好きで、その中でも昔から伝承されている妖怪等について、色々と質問して来ます。

 遠野の観光スポットの一つとして、カッパ淵があります。遠野物語の中で河童が出て来たとして人々を驚かせた川として描かれている川です。本当に河童が現れるのではないかと思われるほど、神秘的な場所だとの事で、そうした所を散策し、民話や妖怪の話がどの様にして生まれて来たのかを、孫たちなりに感じさせてやりたいと思っています。

 遠野には、茅葺屋根の曲り家をそのまま移築した遠野ふるさと村があり、民話が生まれて来た昔の雰囲気を味わい、そこで民話にも触れれば、伝承についても感じる所があるはずです。遠野の昔ながらの鄙びた風情が感じられる民泊に泊まり、そこを拠点として観光スポットを巡る事で、普通の旅とは少し違った旅を楽しむ事が出来るはずです。

そんな旅の中では、都会育ちの孫達は何らかの自由研究のテーマを見出す事が出来ると思います。テーマを持った旅を楽しむ最初の機会として、カッパの伝承がある遠野は、とっつきやすい土地柄だと思うのです。遠野には、カッパ淵や遠野ふるさと村の他に、遠野物語の第11話に出てくる巨岩が乗っている巨石遺構の続石や相次ぐ凶作で餓死した人々の霊を供養するために南部家の菩提寺大慈寺19代義山和尚が刻んだと伝えられている五百羅漢もあります。いずれも何となく不思議な感じを抱かせるスポットであり、こうした土地柄が民話の世界と現在の世界を結び付けてくれる雰囲気を醸しだすのが遠野だと思っています。 ちょっとした歴史家や妖怪ウオッチャーになった気分で、不思議な世界に触れるのも楽しいだろうと思っています。

 旅行をする目的は色々ですが、普段経験できない歴史的建造物や文物や民俗的なものや、それを生み出した自然に触れる事で感性を高める事も旅に一つの目的であると思います。
そんな旅を孫達と楽しむスポットとして、岩手県遠野の民泊の旅をしたいと考えています。

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