外国人観光客に読まれている訪日観光ガイドブック

日本人が海外旅行をするときに読む代表的なガイドブックというと「地球の歩き方」がありますが、海外の方(欧米系)が読むガイドブックというと、「ロンリープラネット(Lonely Planet)」という旅行ガイドブックが有名だそうです。欧米系の方は休暇も長いので、日本人と比べると、長期間旅行します。そこで、当然、コストを下げて有意義な旅をすることが重要な要素となります。バックパッカーの支持も受けているようです。「地球の歩き方」も昔は、一般の観光客があまり行かないような国や地方の場合、一般的な旅行ガイドブックや雑誌が出ていなかったので、そのような所にも出かけるバックパッカーなどの情報源でした。

日本人の知らないスポット情報

日本国内を旅していても、ここは日本人には知られた観光地、場所ではないのに外国人が多いなと思うことがあります。そのような日本人や、地元の人にも知名度のない所も、観光スポットを含め、宿泊施設、飲食店、アクティビティー情報などが記載されているそうです。
日本の旅行ガイドブックとの大きな違いは、写真/ビジュアル情報が非常に少なく、ページがほぼテキストでうめつくされており、圧倒的な情報量が掲載されているとのことです。

インバウンド対策の情報源

訪日外国人観光客がどのような媒体を用いて訪日旅行の情報を収集しているかを把握することは、インバンド対策のひとつとして重要です。また、民泊施設周辺でどこに訪日外国人が集まりそうか、引き寄せている原因はなにか、などを知ることは、民泊施設を運営するに際しても、とても意味があります。

「民泊」のテーマを決めよう。旅行者が「民泊」利用に期待すること